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長期優良アクティブ発掘・国際株式型-「米国NASDAQオープン」、20年のロングラン

 長期保有に適したアクティブファンドを探す上で重要となるのが、(1)中長期の優れた運用実績、(2)適正なコスト(信託報酬)水準、(3)一定以上の運用規模の3つだ。そこで国内投信を対象に各資産でスクリーニング(※)を行い、有望ファンドをピックアップする。シリーズ第1回目は国際株式型。

スクリーニングの結果、過去10年間(年率)のトータルリターンランキングでトップとなったのは「米国NASDAQオープンBコース」だ。同期間のリターンは19.27%で、モーニングスターカテゴリー「国際株式・北米(為替ヘッジなし)」内で21本中トップ。直近1年間のリターンも31.63%と、カテゴリー内209本中で第5位と優れ、ベンチマークであるナスダック総合指数(円換算ベース)の23.9%も大きく上回る。また、信託報酬等(税込)は1.69%と、アクティブファンドとしてはコストも相対的に抑えられている。

ナスダック上場株式を対象に、成長性、収益性、安定性等を総合的に勘案して50社程度に厳選した銘柄に投資する。コロナショック後の新しい行動様式が意識される中で好調な米国のハイテク株式だが、同ファンドは設定が2000年11月と、ITバブル崩壊を経て約20年にわたり運用を続けるロングランファンドだ。

6月末時点のポートフォリオを、ナスダック総合指数時価総額トップ10と比べると、株価が騰勢を強めた『テスラ』を非保有とする一方、手芸品等を扱うeコマースサイトを世界展開する『エッツィ』を第10位で組み入れており、日本でまだ知名度のない銘柄も高位で組み入れるなど顔ぶれには特徴がある。新陳代謝を繰り返して成長するナスダック市場においては銘柄を厳選する必要性がより高いとしている。

その他、ランキングでは第2位が「AB・米国成長株投信Bコース(H無)」(10年リターン:18.55%)、第3位が「野村 世界業種別投資シリーズ(半導体)」(同17.53%)、第4位が「AB・米国成長株投信Aコース(H有)(同15.26%)、第5位が「大和住銀 DC海外株式アクティブファンド」(同15.16%)となった。

※スクリーニング条件は以下の通り(6月末基準)
・国内公募追加型株式投信のうちアクティブファンド(通貨選択型除く)
・純資産残高50億円以上
・各資産内でアクティブとパッシブ別に信託報酬の水準をランクしたモーニングスター・フィーレベルが5段階で最も低コストの「安い」または次いで低コストの「平均より安い」
・10年トータルリターンがカテゴリー内で上位25%以内