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長期優良アクティブ発掘・国内株式型-中小型定評の「jnext」、10年リターン年率20%

 有望なアクティブファンドをピックアップするシリーズの第2回目は国内株式型だ。長期保有に適したアクティブファンドを探す上で重要となる、(1)中長期の優れた運用実績、(2)適正なコスト(信託報酬)水準、(3)一定以上の運用規模の3つのポイントを重視し、国内投信を対象にスクリーニング(※)を行った。

国内株式型のスクリーニングの結果、過去10年間(年率)のトータルリターンランキング第1位となったのは「jnext」の愛称で知られる「SBI 中小型成長株F ジェイネクスト」だ。同期間のリターンは20.32%で、モーニングスターカテゴリー「国内小型グロース」内で41本中第4位(カテゴリー内の%ランクは上位10%)。また、同期間のシャープレシオは1.09と同じく第4位で、リスクを考慮したリターンで見ても優れたパフォーマンスを達成している。信託報酬等(税込)は1.65%、モーニングスター・フィーレベルは「平均より安い」となる。

05年2月に設定されたファンドで、15年以上の長期の運用実績がある。中小型株の運用で定評がある「エンジェルジャパン・アセットマネジメント」が実質的な運用を行う。徹底した個別企業調査が特徴で、特に経営者への取材を重視する。週次レポート(17日基準)によると、最近では6月以降に売り上げが急回復した小売業に着目しているという。特別定額給付金や春の買い控えの反動に加え、外出自粛でこれまで忙しくて目の向けられなかった商品やサービスが改めて注目されているとするなど、コロナ下での消費トレンドの変化にも目を光らせる。

直近の組入銘柄数は51と厳選している。一方、組入上位は第1位が『メディアドゥ』で4.0%、第2位が『デジタルアーツ』で3.9%などとなっており、最も組入比率が高い銘柄でも4%程度に抑えることで、過度に集中させないようリスク管理も行っている。

その他、ランキングでは第2位が「ひふみ投信」(10年リターン:16.05%)、第3位が「情報エレクトロニクスファンド」(同15.30%)、第4位が「年金積立Jグロース」(同11.78%)、第5位が「利益還元成長株オープン」(同11.76%)となった。

※スクリーニング条件は以下の通り(6月末基準)
・国内公募追加型株式投信のうちアクティブファンド(通貨選択型除く)
・純資産残高50億円以上
・各資産内でアクティブとパッシブ別に信託報酬の水準をランクしたモーニングスター・フィーレベルが5段階で最も低コストの「安い」または次いで低コストの「平均より安い」
・10年トータルリターンがカテゴリー内で上位25%以内