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長期優良アクティブ発掘・REIT型-「J-REITオープン」、5ツ星120カ月連続の最長記録

 長期保有に適したアクティブファンドを探す上で重要となるのが、(1)中長期の優れた運用実績、(2)適正なコスト(信託報酬)水準、(3)一定以上の運用規模の3つのポイントだ。有望なアクティブファンドをピックアップするシリーズ「長期優良アクティブ発掘」の第4回目はREIT(不動産投資信託)型だ。3つのポイントを条件として、国内投信を対象にスクリーニング(※)を行った。

国内・国際REIT型のスクリーニングの結果、過去10年間(年率)のトータルリターンランキング第1位となったのは「J-REITオープン(年4回決算型)」で、12.58%となった。モーニングスターカテゴリー「国内REIT」内では40本中第1位。設定は05年2月と15年超の長期実績を有する。設定来の累積リターンは6月末時点で221.1%と、参考指数である東証REIT指数(配当込み)の122.7%を大きく上回る。

リターン以上に、当ファンドの優れた運用を示しているのがモーニングスターレーティングだ。レーティングは6月末までに120カ月連続で5ツ星と、第2位のファンドの75カ月連続を大幅に上回り、国内投信全ファンド内での最長記録を更新中だ。レーティングはカテゴリー内のリスク調整後リターンに基づきファンドを5段階でランク付けしたもので、毎月更新している。5ツ星の連続記録は、長期にわたり、リターンのブレであるリスクを相対的に抑制しながら、高いリターンを効率的に獲得し続けていることを示す。

当ファンドの6月末時点のポートフォリオを見ると、組入比率上位は第1位が『ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト』で5.7%(東証REIT指数の組入比率1.4%)、第2位が『Oneリート』で5.7%(同0.5%)と、参考指数に対して大幅にオーバーウェイトしており、メリハリのある運用を行う。

なお、販売会社はイオン銀行と三井住友銀行に限られるが、同じ野村アセットマネジメントが運用する「野村 Jリートファンド」はネット証券含む10社以上で取り扱いがある。運用実績は10年未満となるものの、パフォーマンスは過去5年間のトータルリターンがカテゴリー内95本中で第3位と優れている。

その他、トータルリターンランキングでは第2位が「J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」(10年リターン:11.25%)、第3位が「ノムラ 日米REITファンド(毎月分配型)」(同11.21%)、第4位が「MHAM J-REITアクティブオープン毎月コース」(同10.95%)、第5位が「フィデリティ・USリートB(H無)」(同10.58%)となった。

※スクリーニング条件は以下の通り(6月末基準)
・国内公募追加型株式投信のうちアクティブファンド(通貨選択型除く)
・純資産残高50億円以上
・各資産内でアクティブとパッシブ別に信託報酬の水準をランクしたモーニングスター・フィーレベルが5段階で最も低コストの「安い」または次いで低コストの「平均より安い」
・10年トータルリターンがカテゴリー内で上位25%以内